帽子をかぶって、殴られる

トランプ支持のキャップをかぶって登校した少年、集団暴力を受け停学処分

事の発端は、大統領選挙においてトランプ氏のトレードマークとなっていた“Make America Great Again”のロゴが入った真っ赤なキャップをギャヴィン君がかぶり、スクールバスに乗ったこと。周囲からは「お前、メキシコ国境にヘンな壁を作りたいのか!?」などというヤジが飛び、あっという間にそれが激化。彼らはギャヴィン君の体を小突く、窓に押し付ける、叩くなど暴力すら加え、録画した者があったことからその様子はインターネットにも流出した。

最初は公平な雰囲気であった学校側もギャヴィン君がトランプ支持派だと知ってか態度を一変させ、被害者であるはずのギャヴィン君に停学処分を言い渡した。これに対し、ギャヴィン君の母親が怒りとともにメディアに訴えた。こうしたことを受けてパークウェイ学区の教育委員会は騒動の真相を改めて調査し、6日には以下のような声明を発表した。

「スクールバスの中で暴力行為を繰り広げた3人の生徒は、校則に基づきすべて停学処分となりました。(停学)期間終了後は両者の関係の平和的修復を図るプロセスに入る予定です。この学校のすべての生徒、職員、ご家族が一丸となっていくためにも、政治的見解の相違に対する理解や互いへの敬意などを学ぶ機会としたいと考えております。」

出典:http://www.breitbart.com

 

いかにも現代の典型的なニュースのように思われた。

リベラル(事実上の左翼)はもはや、かつてのように言論で相手を説得するつもりはないようだ。彼らは近代という時代が始まった当時から(あるいはもっと前から)計画的かつ組織的であり、多くの局面で勝利する。それに対して保守的な人々(いわゆる草の根保守)は、ただ素朴な実感などで活動しており、ほとんど組織化されていないため(日本会議のような組織は世界的にもまれだろう)、個別の問題や局面では負け続けることが多い。

しかし昨今、リベラル=左翼は最終的には負けることが多い。皮肉にも彼らが金科玉条のよう語る民主主義つまり選挙によって敗北するようになったのである。

当初、宗教を克服する目的を持っていた左翼思想は、近代以降の最大の宗教になった感がある。中性の魔女狩りと同じく、左翼思想を批判する人間は悪魔なのだから、一方的にレッテルを貼り、いくらでも口を極めて罵倒する。もちろん暴力を振るうことにも迷いは無い。

言論で勝てなければ、もう暴力しかない。今後は世界的に左翼テロが増えるだろう。